【医療法人社団 協友会 リハビリケアかつしか】Webで施設見学

働くスタッフが夢や目標を語れる職場って、魅力的ですよね。専門職としてのキャリア目標、業務以外のプライベートな目標、仲間と達成するチームの目標など、何か目標があるだけで毎日がイキイキします。上尾中央医科グループ（AMG）の老健「リハビリケアかつしか」が取り組んでいるのは、スタッフ一人ひとりの目標の明確化。向上心とやる気に満ちたメンバーが多いとのことなので、さっそく見学に行ってきます。

「リハビリケアかつしか」へのアクセスは、JR「新小岩駅」北口から京成タウンバスに乗り、「上平井町」バス停で下車して徒歩3分。玄関では、介護主任さんが笑顔で迎えてくれました。「ようこそ！最寄り駅は『新小岩駅』だけでなく、京成線『四ツ木駅』からも同じくらいの距離です。両駅からは徒歩で15～20分程で、駅から自転車で通勤するスタッフもいて、私も自転車通勤なんですよ」。

まずは、君塚看護部長にお会いしました。目標管理をしっかり行っているそうですね。「はい。当施設が目指すのは、入居者様とご家族に『この施設に来て良かった』と言っていただけるサービス。そのためには介護職一人ひとりが専門職として自立し、やりがいをもって成長できる環境が必要だと考えています。教育の充実はもちろん、活躍の場を施設内に留めず、地域で活躍する介護職を育てていくことが私の目標です」。

お次は、栄養科の管理栄養士さんのもとへ。「当施設の栄養科は直営のため柔軟な対応が可能で、利用者様の嗜好に合わせたバラエティ豊かな献立を私たちが作成しています。特に人気のメニューは、いくらを散りばめたちらし寿司・冷やし中華・うな丼など。定期的に多職種で食事に関するカンファレンスやミール会議を開き、一人ひとりに合った食事形態・量・味付けなどを総合的に評価しています」と、管理栄養士さん。

つづいて、施設内外で活躍する介護科長にお会いしました。「介護科長は認知症介護指導者研修を修了し、認知症ケア専門士の資格も持つスペシャリストで、地域からの依頼で認知症サポーターの養成にも携わっています。豊富な指導経験から、AMG看護本部の教育部運営にも携わっていて、当施設でもスタッフの育成に積極的に関わっているため、たくさん学ばせてもらっているんです」。自慢の上司ですね！

お次は、リハビリ室へ。「当施設は老健として最高ランクの『超強化型』施設で、短期集中リハビリテーション実施加算も算定しているため、在宅復帰に向けて365日体制でリハビリを提供しています。こちらのリハビリ室の他にも、各フロアにリハビリスペースを設け、介護職による生活リハビリも充実させているんですよ」。退所後もリハビリを継続していただけるよう、通所リハビリ・訪問リハビリにも対応しているとのこと。

つづいて、居室を案内していただきました。「居室は個室と多床室があり、可動式家具を導入することで、利用者様が生活しやすい間取りを実現しています。入所フロアでは『その人らしい暮らしの継続』を目標に、利用者様一人ひとりの個性や生活リズムを尊重してサポートしていて、フロアごとに専属の職員を配置することで利用者様と顔なじみの関係を築き、細かな要望にも応えていけるよう努めているんです」。

入居フロアへ伺うと、新入職者への指導が行われていました。マンツーマンで教育してもらえるんですね。「ええ、新入職者のOJTには『プリセプター制度』を導入していますが、配属部署全体でバックアップする『チーム支援』の姿勢も大切にしています。プリセプターが主任・副主任と連携し、新入職者の習得状況を共有しているため、プリセプターが不在の時も、必ず誰かがフォローする体制を取っています」。それは安心です。

お次は、子育て中のスタッフのお2人にお会いしました。「当施設では、スキルアップだけでなく、仕事と子育ての両立も大切な目標だと考えています。子どもが小さいうちは配属先や勤務形態を見直し、ライフスタイルに合った働き方を選ぶママさんが多いですし、パパさんの育休取得率はほぼ100％です。また、年間休日が120日以上（＋有休）あるので、家族の時間を大切にできています」と、お2人。

つづいて、浴室を案内していただきました。「当施設は、開設準備段階から介護職・看護師が参画し、介助する側・される側の負担を極力軽減する設備やレイアウトとなっています。入浴介助の時間は慌ただしくなりがちですが、当施設では全フロアに一般浴室を設け、リフト浴や機械浴も最新式を導入しているので、利用者様の身体に合った浴槽で、ゆっくりと入浴を楽しんでいただいています」。それは素晴らしい！

眺めの良いテラスは、介護主任さんのお気に入りスポット。「東京スカイツリー」と「かつしかハープ橋」がよく見えますね。「晴れている日は、富士山も見えるんです！テラスにはお散歩スペースもあるので、ときどき利用者様と景色を楽しみに来るんですよ。また、施設周辺は自然が豊かで、すぐ近くの『西新小岩公園』には大きな桜の木があり、春になるとお散歩をしながらお花見に行っています」。

最後は、多職種の皆さんが集まってくれました。「職種の壁がなく、多職種とも気兼ねなくコミュニケーションが取れる職場なので、職員定着率が高く、新入職者の方も溶け込みやすいと思います。これからも多職種が一丸となって『地域に選ばれる施設・スタッフに選ばれる職場』を目指していきます！」と、皆さん。素敵な目標ですね。今日はありがとうございました。

――お疲れさまでした。スタッフが目標を大切にしている老健、いかがでしたか。

管理職がスタッフ一人ひとりの目標を把握し、仕事も私生活も充実する働き方を推進していました。AMGのラダーや教育動画、外部研修の費用負担制度、資格取得支援制度なども整っていて、キャリア目標を達成しているスタッフさんが多かったです。また、お子さんが小さいうちは日勤常勤・時短勤務・パート勤務のも選択できるため、子育て世代もいきいきと活躍していました。

――働きやすさはどうでしたか？

残業の削減や、有休消化の促進にも取り組んでいますし、年間休日が120日以上（＋有休）あるため、プライベートな時間を確保しやすいと思います。また、AMGは福利厚生が充実していて、軽井沢・熱海・那須にあるリーズナブルな「保養所」や、グループ病院を受診した際の診療費の一部が還付される「診療費関係見舞金制度」、映画館・レジャー施設・飲食店などを割引価格で利用できる「ベネフィットステーション」など、どれもスタッフの皆さんに好評でした。

――では、ここはちょっと、という部分は？

電子カルテではないことでしょうか。ただ、AMGの介護施設では電子カルテの導入が進んでいるため、近い将来には導入予定とのことでした。

――最後に、ここだけの話をお願いします。

新型コロナの5類移行を機に、AMGの職員行事の運動会・バレーボール大会・忘年会が4年ぶりに復活となりました。最近開催された運動会はとても盛り上がったそうで、スタッフ同士の絆が更に深まったそうですよ。